後払いサービスを利用していて支払いが遅れていると、ある日突然弁護士事務所から「支払い催促」の連絡が来ることがあります。Yahoo!知恵袋を見ると、多くの方が「今すぐ払えない」「無視したらどうなるの?」と不安になっているようです。

そこで本記事では、弁護士から督促を受けた際の適切な対処法について、知恵袋の質問と回答を元に分かりやすくお伝えします。

■借金の見直しで人生が良くなる!?

離職や収入減などで月々の支払いが厳しくなったとき、借金相談が早ければ早いほど「払う利息分を返済に充てられる」ので借金苦を脱出できます。

以下は身内が20年ほど前に借金相談を依頼したときにもらった報告書で、借金相談で支払額を約137万円、月の支払額は10万円から5万円台に減らせました。

身内がした任意整理の報告書
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一方で、借金減額は新しくカードが数年間作れないといったデメリットはありますが、これは一定期間経過後は解消されます。

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弁護士から督促状が届いたらどうすれば良い?

弁護士から「支払督促」の連絡が来ても、すぐに強制的にお金を回収されるわけではありません。しかし、このまま放置していると裁判所からの支払督促や訴状が届き、給与の差し押さえなどの強制執行に発展するリスクが高まります。

すぐに払えないなら弁護士に相談を

今すぐ全額払うのが難しい状況なら、弁護士に相談して分割払いなどを提案してもらうのが賢明です。どうしても返済の目途が立たないのなら、自己破産など抜本的な解決策を検討することも必要でしょう。

裁判所からの通知は特に要注意!

督促状に続いて、裁判所から支払督促や訴状が届いた場合は特に注意が必要です。2週間以内に異議申し立てをしないと、強制執行のリスクが高まります。弁護士に依頼し、適切に対応することが大切です。

債権回収会社(サービサー)から連絡が来たら

ある日、見覚えのない「〇〇債権回収株式会社」といった名前の会社から督促状が届いて困惑した人も多いのではないでしょうか。実はこれは、あなたが利用していた後払いサービスの会社から、あなたへの債権を買い取った「債権回収会社(サービサー)」だったのです。

放置は厳禁!訴訟リスクあり

サービサーは債権回収のプロであり、強硬な取り立てを行うことで知られています。督促を無視していると、裁判所に支払督促の申立てや訴訟を起こされ、給与差し押さえなどの強制執行に発展する恐れがあります。

時効の可能性もあるので弁護士に相談を

ただし、借入れから5年以上が経過していれば、消滅時効により返済義務がなくなっている可能性もあります。まずは弁護士に相談し、時効の成立状況を確認してもらうことをおすすめします。その上で、適切な対応方法を検討しましょう。

交渉は弁護士に依頼するのがベスト

サービサーとの交渉を個人で行うのは得策ではありません。相手は交渉のプロなので、素人が太刀打ちできる相手ではないのです。ましてや、返済の目途もつかない状況なら尚更です。弁護士に依頼し、適切な債務整理を行うことが肝要と言えるでしょう。

未成年でペイディの支払いを滞納したら

最近は、中高生でもスマホ決済アプリを利用して簡単に買い物ができる時代です。「Paidy(ペイディ)」などの後払いサービスも、未成年でも利用できるケースがあります。しかし、うっかり支払いを滞納してしまうと、予想外のトラブルに巻き込まれるリスクが…。

親に内緒で使って滞納したら…

親に内緒でペイディを使っていて支払いが遅れると、ある日突然弁護士事務所から「支払督促」のメールが届くことがあります。未成年だからと言って、訴訟のリスクがないわけではありません。あなたの親が「法定代理人」となり、裁判に対応することになるのです。

コンビニ払いかアプリで早めに解決を

滞納を続けると、金額はどんどん膨らんでいきます。利息や遅延損害金も加算され、数ヶ月も放置すれば元金の数倍にまで跳ね上がるケースも。未成年でも口座は持てないので、コンビニ払いができるうちに支払うのがベストです。どうしても工面できないなら、親に事情を話して協力を仰ぐことも必要でしょう。

ペイディの滞納で職場にバレる?

分割払いの約束を守っている限り、弁護士から職場に連絡が行くことはまずありません。ただし、支払いを度重なって滞納し、裁判所からの支払督促にも応じない場合は、給与の差し押さえなどのリスクがあるので注意が必要です。

ペイディは裁判を起こさないって本当?

よく「ペイディは裁判を起こさない」などと言われることがありますが、これは誤解です。確かに数ヶ月の滞納では、コストの観点から訴訟には至りにくいのですが、長期間放置していれば、必ず法的手段に出ます。ましてや、弁護士名義の督促状を無視するのは絶対にNGです。トラブルに発展する前に、弁護士に相談して適切に対処することが肝心です。

まとめ

ペイディなどの後払いサービスは便利な反面、支払いを滞納すると大変なトラブルに発展しかねません。 弁護士から督促状が届いたら、「まあ大丈夫だろう」などと甘く考えるのは禁物です。無視を続ければ強制執行のリスクが現実のものとなります。

何かしらの事情があるのなら弁護士に相談し、債務整理など抜本的な解決を目指すことが賢明です。

参考にした知恵袋記事一覧

以下は、本記事をまとめるにあたって参考にした知恵袋のリンク一覧です。

元記事を見たい場合は参考にしてください。

借金相談は早いほうが得って本当!?

借金問題は誰にでも起こることで、昔ほど恥ずかしいことではありません。

というのも、ネットで検索すると有名人や芸能人でも結構債務整理している人は多いです。「芸能人 債務整理した人

一方で、借金相談は早いほうが得で、人生で使えるお金を考えると、恥ずかしいと考えるよりも実利を取った方が賢いともいえます。

昔よりも借金相談が身近になったのは、実際そう考える方が増えているからなのかもしれません。

以下は、300万円を高利で借りたときに、返済額を固定して「任意整理をして利息カットをした場合(赤線)」と「普通に返した場合(青線)」の比較グラフです。

※「元利均等返済」「月間返済金額7万円」「利率15%」で計算

シミュレーション
利率15%:返済回数62ヶ月
利息カット:返済回数43ヶ月
完済まで短縮期間19ヶ月
総支払い利息額1,323,461円

お金を借りてすぐに任意整理するという場面はほとんどないですが、利息を払うことで19ヶ月も返済期間が変わってくることが分かります。

とはいえ、これは極端なシミュレーションですので、実際に任意整理をした場面を解説します。

【体験談】身内が行った借金減額相談

以下は、ページ始めで紹介した身内の借金減額報告書です。

身内が任意整理したときの報告書
身内が任意整理したときの報告書

身内の者は、任意整理によって「借金支払総額は4,578,289円から3,204,455円」に減り、「月の支払い額は10万円から5万円台」になったので、かなり生活が楽になりました。

また、事務所に任意整理を依頼すると取り立てや督促が止まるために、精神的なストレスも大きく減らすことができました。

生活が厳しい状況では、1ヶ月分の利息を節約できるだけでも十分に価値があります。

まずは利息カットで借金支払額がいくら減るのかだけでもネットから確認してみてください。

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